木地
木地とは塗装前の素地そのものを指します。丸太材を板材にして天然乾燥を施します。この過程は木工製品造りには欠かすことの出来ない重要な事柄す。約5・6年、ものによっては10年の歳月を要し乾燥させ、その乾燥させた木材で荒き取りをし、更に人口乾燥をして、次に室内乾燥に移り、完全に乾燥したものを切削加工を施して仕上げていく工程です。
彫刻
写真は鳳凰を彫刻しているところです。この他にもさまざまな彫刻を施します。方法はいろいろとありますが、まず、素地に絵を描きそれを何工程もかけて仕上げていく訳ですが、長年の経験を要する工程です。
宮殿(くうでん)
宮殿も同じような過程を経て、写真にありますようにマス組など細かな部品を造ります。そして極めて繊細な設計のもと写真のように組み立てていく工程です。
漆塗
仕上がった木地に対し写真のように漆を塗っていく工程です。何回も塗って仕上げる訳ですが、この工程の技術は大変難しく木地の仕上がりが要になります。木地が粗雑だったりデコボコだと仕上がりに影響を及ぼすのです。木地職人と塗職人がピッタリと息を合わせることが品質の良さを決めます。
蒔絵
漆塗りの工程を経て次に蒔絵工程に移ります。この蒔絵の技術は誰でも出来る訳ではありません。生まれ持った才能に加え何年もの修行を積んではじめて写真のような仕事が出来るようになるのです。その意味でも貴重な技術であり工程となります。
金箔押
極めて薄い純金箔を仕上がった各部に押す過程です。この作業は完全無風で全く清められた場所でなければ良い箔押しは出来ないといっても過言ではありません。ほこりなどが付いたりしますと箔面がデコボコになってしまい、風などに金箔が吹かれますときちんと押せません。それゆえに金箔師、漆師、蒔絵師は高度な技術と共に仕事場の環境に神経を使って行う仕事をしています。
錺(かざり)金具
材質はさまざまあり、真鍮や銅、あるいは銀や金などです。工程も機械プレスや手打ちなどがあります。写真はご覧のように手打ちで紋様を描き出す高度な技術を要する方法です。
組立
最終組立はこうして何人もの熟練した工人が造った各部品を写真のように手袋をはめ、最大限に神経を研ぎすまし、極めて慎重に組み立てます。
担当:マネージャー永野
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